龍奇譚-彼の想い-






すると、彼は何を思い立ったのか自身の側頭部にある獣耳に触れた。



そして、背後には揺ら揺らと揺らめく金色の尻尾。





「見て分からないか?」

「……えっと………コスプレイヤー?」

「ふざけてるのか?」

「ふざけてないっふざけてないっ!!!!!」

「じゃあ、なんだ。それはマジで言っているのか?」

「え、あ、うん……」