龍奇譚-彼の想い-






司が少し考える素振りを見せる。



そして、答えが出たのか顔を上げた。





「放っておくわ」

『良いのか?』

「ええ。凌なら、この程度平気だわ」

『そうか』



司がこんな事を言うとは思っていなかった。



水嶋の事を信じておるのだな。