龍奇譚-彼の想い-






「おい!!凌!!!」

「………!!何だよ……」



侑大が常人では出せないような早さで俺の席へと駆け寄って来た。





目の前には無言で俺を見つめる龍宮、

横には鬼のような形相の侑大。





………何なんだよ……この図。



リンチでもされている気分だ……