龍奇譚-彼の想い-






それは綺麗な弧を描き……



――――シュパッ



心地好い音をたてながら、ゴールポストをくぐった。





「なっ!!!??」

「峰の勝利!!!!!」



侑大が言った言葉を聞き、

漸く、何が起こったのか理解する事が出来た。





「―――……ふっ……」



峰が微かに笑った。