「じゃさ、折角ボールあるし、少しやってみないか?」 「まあ、いいが……」 「よっしゃ!!!じゃあ、あそこでやるか」 今は、コートの半面を使用して、 5対5のミニゲームをやっているので、 もう半面のコートが残っている。 そこを使う事にしよう。 「お?どうした?」 移動する為に動き出した俺たちに、 少し離れた所でミニゲームを見ていた侑大が話し掛けてきた。