峰は少し考える素振りを見せると、

何か思い付いたのか僅かに口角を引き上げた。





その時の峰には少しばかり不信感を抱いた。





「………良いぜ。やってやるよ」

「………!!!!!本当か!!?」

「……ああ」

「やったな、凌」

「おうっ!!!」



少しでも、ボールに触れればバスケを好きになってくれるかな……





そんな期待と共に、放課後の部活が楽しみになった。