――――――――――――――― ―――――――――――― ――――――……… 凌が力の制御に集中し始め、 私はする事がなくなったので、 暇潰しにでもフルートを吹く事にした。 暫くの間、フルートを吹いていると、ある違和感を感じた。 フルートを吹くのを止め、その違和感の元へと視線を向けた。 そこには、陣の中で目を瞑る凌の姿がある。