やはり、あれだけでは気を逸らすには甘かったか……… ―――……でも…な!!!!! これも一応、計算に入れていた事だ。 俺は掴まれた足を軸に、今度は右足を振り翳す。 しかし、普通に右足で反撃するのでは、 直ぐに読まれるのが目に見えている。 だから………