ジュースとクッキーを運ぶ。 「待ってましたっ!」 瑠璃がそんな おちゃめなことをいうなんて 意外だった。 栞は まだ 落ち着かないようたけど、 微笑んでいる。 「…なにか話さないの?」 「…ふふっ。 なんか、すごい いい気分。 2人といるだけで。」 私がきくと、瑠璃が答えた。 …たしかに そう思う。