キミに届ける愛言葉

その女が立ち去ってから少しして、ふっと軽くため息の音がした。

「キミも苦労するね??」


「は…?」


「は?、って失礼ね。助けてあげたのにお礼もないの?全く素直じゃないわね」


ふわふわで天然っぽい顔立ちからは想像もつかないS発言。


「サクっ、あんな奴ほっておこー?あたしらまだ買い出しの途中じゃーん?」


「やっば!忘れてた!!行こっ」


バタバタとベランダを走り去るふたり。