「み…三宅サン…っ」
焦りはじめる颯人センパイ。
「私は…こんなことするために来たんじゃないっ…颯人センパイの優しさにつけこむような真似しませんっ!!…サヨナラっ」
「まってくれよ…、サク…!!」
部屋にある鏡に映る、私の乱れた姿。
髪はボサボサ、首筋は赤みを帯びた痕がたくさんあって、頬は涙が伝っている。
「…これの…これのどこがっ、慰めなのっ…バカ颯人っ…」
扉越しに会話をする私達。
「サク…サク!!行くなよ…」
サク…?桜だから、サク?
「せん…ぱ…「サク…サク!!行かないでくれ!!もう…離れないでくれ!!ごめん…ごめん、サク…。」



