それは絵に描いたようにお似合いで。
「…俺じゃ…だめなんだな」
桜を助けるのは。桜のソバにいるのは。桜を笑わせるのは。
「…俺には無理なんだな」
ぼそっと言うと草壁は俺の頭をガシガシ撫でた。
「ばっかじゃない…!?あんなんで諦めてンじゃないわよ!!桜に対する想いはその程度?アンタはね、桜を助けてンの!!これからも助けられる力だってあるし…馬鹿なことグダグダ並べないで、さっさと桜を奪い返してきなさいよ!!」
言い終わったら俺の頭を押した。
「…うぉっ…」
反動でよろける。
「アンタがモタモタしてるから桜達行ったじゃない…!!学校で私がなんとなく聞くから放課後迎えに来なさいよ!!じゃ!!」



