キミに届ける愛言葉

「じゃ…行ってくるね!」

これ以上…ここにいると泣きっ面見せちゃいそうだから。

だから……

私は家から飛び出すと猛ダッシュで駅に行った。


「はぁ…はぁ…ッ」


類くんが…私に告白してきた意味はわかんないけど…あんなにニコニコするなんて…やっぱり…


「…円果を好きなんだね」


私といると仏頂面が多いし…。


じわっと滲む視界。

だけどその涙はたくさんの女の子たちの悲鳴によって止まった。


「「「きゃあああああー!」」」


「っ…え?」

悲鳴のする方を見ると1人の男の子が集団の女の子たちに追われて必死に逃げていた。


私の学校の制服!?

「颯人くぅぅぅん!!」

「いやぁ〜!やばいっ♪」

「きゃあ〜っ♪」

男の子はものすごいスピードでグングンとこちらに走ってくる。

その男の子が私の横を通りすぎるときだった…。