キミに届ける愛言葉

1限目の授業は終わって、10分休みに入っていた。

「桜!遅かったじゃ……なんで桐島といんの?」


教室の近くで和真が私達に気付く。

ジロリと類くんを睨む和真。

「…和真に話したいことあるの」


「…ンだよ、桐島、テメェ行動的な野郎だなぁ?」

「どーも、ホメコトバをありがと」


「っ……!」

ノンキにへらりと笑う類くんに苛立つように和真は眉間にしわを寄せる。

「…和真、別れてほしいの」


「………あ?」


一瞬、和真がものすごく切なそうな顔をしたのが少し気になりつつも私は言葉を続けた。

「私…昨日見ちゃったの。カオルちゃんとキスしてたじゃん。私との約束、やぶって。」

「……っ」