キミに届ける愛言葉

「……き…っ、類くん…ッ」

ニコ、と笑ってから類くんは私の頭を撫でた。

「キス、してごめんな…」

「…う、ううん…」

ドキドキと鳴り止まない心臓がうるさい。

「…送る」

「…えっ…それは」

桐島…類くんに悪いよ…


「これは決定事項だから。家、どこ?」

「……っ、S町」

類くんの家を出ると、類くんはたくさんの自転車の中で、ものすごくピカピカして綺麗な自転車を取り出した。

「ん。後ろ乗って?」

「あ…うんっ…」

荷台にヒョコッと乗ると類くんはニコと笑ってから自転車に乗る。

「しっかり掴めよ?」

「あっ、うんっ!!」

言われた通りに荷台にしっかりと掴まる。

すると眉をひそめる類くん。