『杏奈おはよ!』



「おはよー。相変わらず準備遅すぎ!ってかー8時に迎えにくるって言ったのになんでそれまでに準備しとかないかなー、まったくー」



『ごめんってばぁー』



杏奈に説教されながら歩いて20分。学校にとうちゃーく!



『同じクラスだったらもういうことないよねー!』



「さすがに高校まで同じクラスとか無理でしょー。」



『もうちょっと希望をもとうよ、き・ぼ・う!』



「はぃはぃ。・・・・・・・・・・あ!!!!!!!!!!!」



『なになに!?!?』



いきなり叫ばれて心臓飛び跳ねましたよ、あんなさん!



「みて・・・・・・1年B組」



もーなんなのー・・・



え・・・・・・・・・・!?!?マジ!?!?マジマジ!?!?



『やったーーー!!あんな!!!やったーーー!!同じクラスじゃん!!!!』



「もうなんもいうことないね!!あ、でももう一つあったーー!!彼氏!!彼氏つくんなきゃ!!」



『・・・・・・・・彼氏はいいや。』



「鈴那まじでいってる??」



ん?なんかおかしいのか??