多重人格






「ナヴィ、」


ユニが俺を呼んだ。


「君が消えるのは構わない」


俯いたまま、消えそうな声で言った。


≪君が消えるのは構わない≫


ヤケに俺の頭の中で響く。


痛い。


心が痛い。