「ムカつく」 「分かってる」 ユニは静かに言った。 「何でだよ」 俺は項垂れる。 「…………」 「何で俺なんだよ」 自分でも驚くほど、か弱い、今にも消えそうな声が出た。 「…………」 「何なんだよ……いきなり存在しちゃいけないとか言われて、消えろとか言われて、意味分かんねえ……」 その声の弱さは、まるで今の消えそうな俺のようだ。 「…分かってる」 「分かってねぇッッ!!!!」