「なぁ??



何でお前はそういう性格な訳?!」



いや…あの、



「…性格は変えれないと



思うし…。いや、努力は



しますけど…うん」



だから、そんな睨むなっ!



「そういう事じゃねーんだよ」



「あっいひゃい、分かっら。



分かっららら手離して、いひゃいっ」



両手でほっぺをギューっと



引っ張られた。



何言ってんのか、わからん



やんか、もう!!



パッと手が離れた…と同時に



ギュッ。と抱きしめられる。



「え??瞬、ちょ、こんなとこで///」



「違う。」



「え?」



「俺が言いてぇのは性格とかじゃ



なくて……お前が心配やねん!!



その…人当たりが良くて、



ノリが軽くて、誰とでも



すぐ仲良くなれそーな…





お前がほんまに好きや。」



「え……え??///」




「こんな、奴、誰にでもすぐ



取られそうで…めっちゃ、怖い。



どんな時でも、俺は昔から



お前を他の奴に取られそうで



不安やった。頼むから…



それぐらい分かっとけ。」




カア////



うち今、絶対顔赤い。



どう見てもはたから見たら



ただのバカップル。



何で??



何で、瞬はそんな



うちが嬉しすぎて死んじゃう



ような言葉を…選ぶん??