星がたり。



「バカ野郎…。」

「え……?」

大翔の声がすごい近くから聴こえた。
…と思ったらそれもそのはず。

「ま、ま、大翔?!」

気付けば私は大翔の腕の中に居た。

「…うるさい。」

「え、ぁ、え…だって…!!」

「…静かにしてろ。」

「や…その…!!」

無理でしょう…!!!???

口をパクパク。
いや、心臓がバクバク。

何がどうなってこうなってるの…?!