でも…変な大翔。 今まで一度だってそんな質問、私にした事なかった。 私になんて今も昔も興味なんてないし。 彼女が出来た時も散々自慢してきたくせに…。 「もしさ…。」 そんな事を考えながら星を見ていたら、不意に大翔が呟いた。 いつもは話す時、私の顔を見るのに今は空を見上げたまま。 「もしさ、誰かに…告白…とかされたらどうすんだ?」 珍し過ぎる質問だ…。 というか大翔と今までそんな話した事ない。 だけど私の答えは決まっている。 大翔以外の人なんて要らない。