胸倉を掴んでいたケイくんの腕をとるとそのまま後ろに捻りあげた。 「痛っ、いたたたっ…」 苦悶の表情を浮かべうめき声に近いような声を出す。 「このまま捻りあげると骨が折れると思うけどどうします?」 「離せって……」 私だって骨を折る気はさらさらない。 けど何事も最初が肝心だし、お灸は強めにすえとかないと… 腕をあげる力を少しだけ強くした。 「いてっ…おいっ!!悪かったよ」 とうとうケイくんがギブアップした。