「た、大変って・・・?」

心配げに俺の顔を覗き込むちんちくりん。


「俺と結婚したら・・・

お前の名前」


「名前?」


「『如月 弥生』って・・・。

『二月 三月』って、超テキトーなのになるけど構わないのか!?」


・・・・・・。


「ふ、史也さんの奥さんになれるんだったら!!
そんなモノ、全然気になりませんっ!!」




お前の決意・・・ちゃんと届いたから。



「じゃあ付き合おう。結婚前提で、な?」