私だけのヒツジ(執事)

史也さんに連れられて、無事二次会のお店に辿り着けました。

この手を放したくないよぅ・・・。

でも現実は無情です。
史也さんは何やらご用事がある様子。

「席はくじ引きらしいし、いい子で待ってんだぞ、(ちんちくりん)」

私はブンブンと首を縦に振ります。
あぁぁ、史也さんが行っちゃう・・・。


私も瑠璃も他に親しい友人がいなかったから、知ってる顔がありません。
手持ち無沙汰だわ。


「どうした弥生。 晴れの日に随分暗いじゃないか!?」


この声は・・・。


葉 月 兄 さ ん!?


顔を出すとは聞いてたけど、このタイミング?

なんで?
どうして??