「でも5人か…凄いね」 私なんて一人っ子なのに。 「よく言われるよ」 「だから、何で、お前が、答えるんだ?」 ずっと見ていたらコレ(頭ギシギシグリグリ)が彼らにとっては日常茶飯事なのかもしれない。 「5人も居たら、きっと賑やかなんだろうな… 少し羨ましいかも」 「姉ちゃんは一人っ子なの?」 じーん… 姉ちゃん、だって。 生意気だけど姉ちゃんだって。 何かキュンとした。 「そうだよ!一人っ子! 私も弟か妹欲しかったなぁ…」 もう無理だけど。 お母さん、もう産めないから。