「待って!やっぱり今の無し!
メチャクチャ何でもないから気にしないで!」




スペシャルパフェの存在をすっかり忘れてた。
今関係が終わってしまうと何もかも台無しだ。


ソレはダメだ。絶対ダメだ。




「急にどうしたんだよ?
本当、変な奴…」




呆れてヤレヤレと苦笑する笹原晶にホッと一安心。
スペシャルパフェ、待っててね。




「まぁ、そんなの思ったことねーけどな」




ポンと頭に手を乗せそう言った。




「おう、晶君やるー」


「気温が暑いな、その辺りだけ」




…何だか最近私達は本物のカップルに見られがちです。


中身は薄っぺらいのにおかしいな。何でだろ…