そうしてのこのこと病院へやって来た私達2人。 「……病院って…お前どこか悪いのか?」 「いや、お母さんの持病の薬貰ってるだけ」 「………持病?」 「ただの腰痛。湿布と飲み薬」 「……そうか」 どこか安心した様子。 ……もしかして心配、してくれたのだろうか? 「元気が一番だからな」 「それなら身体を大事にしないと。 ケンカも程ほどにしなよ」 「…………努力する」 こう言ってる内はまず無理だな。うん。