「お母さん、それやるよ。
カレー出来たから」
「いいわよ。コレぐらい」
お母さんは洗濯物をたたんでいた。
「腰痛に響いたら困るから。
仕事行って来てたんだから休んでて」
お母さんは腰痛もちである。
私を産むとき難産だったらしく、お母さんの身体は弱くなってしまった。
だからもう二度と子供を産めない身体になってしまった。
「はい、ここ。寝てて」
私は広げた布団をパンパンと叩く。
いつも敷き布団は二枚にするのが必須だ。
「布団敷くの早くなったわねー」
「慣れましたから」
「ふふふ…ありがとう。
じゃあ使わせてもらうね」


