恋愛季節




……自己中心的な所は、変わってない。


「麗美の元カレ、すごいね…」


亜美奈が苦笑いであたしに話しかける。


「…最低男だよ。」


その後は、他愛もない話をして、あたしの家でご飯を作って一緒に食べた。


「すっごい美味しかった!ありがとう」

「また来てね」

「うん!」


また来てね…なんて、初めて言った。

あたし、自分が思ってるよりも亜美奈を必要としてるのかもしれない。


亜美奈が帰ってから、お風呂に入って、眠くなったからすぐに寝た。


―――…
――――……


「ん…」


目覚まし時計の音がうるさくて目を覚ます。


時刻は6時。
もう一眠りできる時間帯。

ま、起きちゃったし、二度寝して遅刻するのは嫌だから、あたしは大きなあくびをしてから着替え始める。


ふと、ケータイを見ると、たくさんの着信とメールが入っていた。


しかも殆ど陸から。


“やり直そう”
“好きなんだ”
“嫌いになった?”


しつこいし、1人で話を続けてる。


「…ストーカーとか、されないよね?」


一人言を呟いた後、朝食の支度を始めようとキッチンに行く。