恋愛季節




1人になって、静かになる部屋。

……ちょっと寝よう。

今日は、疲れた。


ベッドに寝転がると、すぐに睡魔が襲ってくる。



――――「……ん」


目を覚ますと、部屋が薄暗くなっていた。
5時くらいかな?

そんな時、タイミングよくインターホンが鳴る。


ピーンポーン


「…はぁーい」


重い体を上げて、扉に向かう。


ガチャ


「麗美〜〜!」

「亜美奈?」


飛び込んできたのは、目に涙をいっぱい溜めた亜美奈。


「うえーん…よかったぁ…」

「と、とりあえず入って」


学校から帰ってすぐに来たのか、スクールバックを持っていた。


「…麗美の部屋、キレイだね。」


えへへ、と笑いながら、メイクを落とさないように、目の下にティッシュを当てて、涙を拭く亜美奈。


「そう?てゆーか、どうしたの?」

「へ?」

「急に家に来るから。」

「来ちゃ、ダメだった?」


不安そうにあたしの顔を見る。


「別に、いいけど…」


あたしが一言そういうと、嬉しそうに微笑む亜美奈。


「よかったぁ。あ、プリントとか、もらってきたんだ!」


ガサゴソと、鞄を漁る亜美奈。