着替えを終えて再び小竹と真理子と待ち合わせをしている産婦人科へと向かった。

産婦人科に着くと、真理子と夏歩が入口の前で待っていた。

四人は会釈だけして中へ入った。

受付をすませ、真理子と美月は間を空けて待合室の席に座った。

意外にも落ち着きが無かったのは美月の方だった。

真理子は何かを決意したのか、表情はしっかりとしていた。

二人は会話することも無く、目も合わせることもなかった。

そんな中、サングラス姿の星乃桃香がやってきた、桃香はバレないようにと真理子達からだいぶ後ろの席に座った。