全く純一に興味を示さないのに、純一は引けなかった。
でも・・・、純一はあることを知ってしまった。
真理子が好きな相手はアイドルの金子美月だということを。
そのことを知って、純一は真理子を諦めることにした。
そんな内容の話しを真剣な顔で夏歩にすると、純一は夏歩に向かってニコッと笑った。
「それじゃあそんな理由だけで諦めがついたわけ?」
「そうですね」
首を傾げた夏歩は、また手を動かしはじめた。
「でも僕の中では繋がっているんですよ、全てが青い糸で」
「青い糸?」
でも・・・、純一はあることを知ってしまった。
真理子が好きな相手はアイドルの金子美月だということを。
そのことを知って、純一は真理子を諦めることにした。
そんな内容の話しを真剣な顔で夏歩にすると、純一は夏歩に向かってニコッと笑った。
「それじゃあそんな理由だけで諦めがついたわけ?」
「そうですね」
首を傾げた夏歩は、また手を動かしはじめた。
「でも僕の中では繋がっているんですよ、全てが青い糸で」
「青い糸?」

