『苺と別れないと苺を殺す。』 哉斗は美那にそう言われたらしい。 私のこと守ろうとしてくれたんだね… 「……そうだったんだ…ごめん…哉斗」 「ううん。苺が無事でよかった。」 ありがとう神様。 神様はまだ私を見捨てないでくれた。 哉斗がまだ一緒にいてくる幸せを噛み締めて私たちは学校を出た。 「ねぇ哉斗?」 「ん?」 「……愛してる。」 「…俺も。愛してる。」 愛してる。をキミに