そうじゃなきゃ翔太に言ってしまいたいなんて思っちゃうじゃんか 「ううん、何でもないよ?ただ翔太の声が聞きたくなっただけ」 明るい声で話すことが難しいなんて感じる日が来るなんて思わなかった いつものあたしってこんな感じだったけ 「由紀」 電話越しに名前を呼ばれただけなのに 涙があふれ出しそうになった