happy birthday~君との約束~㊤


開いていた病室のドアが静かにしまった


「ホント、翔太君は良い子ね」


感心そうにお母さんは翔太が出て行ったばかりのドアを見つめる


「私の自慢の彼氏さんですから」


「はいはい、明日念のため検査するらしいから今日はもう休みなさい」


別に検査なんてしなくても私は元気なんだけどな…