happy birthday~君との約束~㊤




置いていた鞄を肩にかけて私は靴をはく


「行っていまーす」


玄関を開けるとそこには壁に寄り掛かって明らかに私を会っている翔太の姿


「おはよう、翔太」


そう言えば翔太は振り向いて微笑む


「おはよう、由紀」