happy birthday~君との約束~㊤



「どうしてそこまでするの?」


先生は首をかしげる。


「由紀は…限界まで頑張って、ほっとけないんです」


強がっていつも損して、自分のことは後回し。


そんな由紀を俺はずっと見てきた。


だから目が離せないほどにほっとけない。


俺は由紀の髪にそっと自分の手を置いた。


「ほっとけない…?」


「はい。何て言うのかな…危なかっかしくて見ていられない」


俺にもうそんな資格ないと分かっていても見て居たいんだ。