happy birthday~君との約束~㊤



今の俺の中には後悔しかないんだ。


そう思うと情けなくも涙が出てくる。


その涙は俺の頬を流れて由紀の頬に落ちた。


「泣いてる…の?」


由紀のてが俺の頬に触れる。


由紀の手はいつの間にか熱くなっていた。


おそらく熱が出てきたんだろと推測ができた。


自分が辛い状況にあっても俺の心配するとかホント馬鹿だよ…。