「本当、なの?」 真剣な私を察して先生も真剣に聞き始めた 私は返事をする代わりに頷いた 「もう、そんなに長くそうです。頭に悪性腫瘍があって今の医療技術では完治するのは無理って言う感じ?」 ベットに座っていて俯いていたからなのか自然と涙が出てきた 「先生…私には好きな人が居ます。だけど…一緒にはいられないのに、きっと私はその人を幸せになんかできないでしょ?」 先生は言わずに、その人が誰なのか分かったみたいだった