happy birthday~君との約束~㊤




そっと窓から覗くとそこには壁に寄り掛かる翔太が居た


「由紀とどうして別れたの…?」


私の話?


「知らない」


「知らないって何よ?!あんた理由も聞かずに別れたの?」


翔太の胸蔵を掴んで真紀は柄にもなく声を張り上げた


「仕方ないだろ!!由紀はもう俺のこと好きじゃないんだから」