「大丈夫、ちゃんと持ったよ」 鞄にしまったばかりの薬を取り出しお母さんに見せるとホッとしたような顔をするお母さん 「それじゃ、行ってくるね」 靴を履いて玄関を開けると そこには眩しいくらいの朝日が昇っていた