「太陽もかぁ…びっくりしたぁ」 朱莉は改めて言っている。 「じゃあ…一緒に頑張ろうね?」 朱莉は笑顔で言った。 こんな笑顔で言われて…。 誰が断るっていうんだよ。 「うん、頑張ろうな」 そして俺たちは再び手を繋いだ。 俺たちがこうしてデートできるのもあとわずか。 あと少ししたら、受験勉強をひたすらする毎日がやってくる。 その時まで…。 充電をしたい。