建斗が俺の席の前に座った。







「あぁ。」







「珍しいな。おまえが寝不足なんて。」







「昨日の夜、いろいろあって寝るの遅くなったから。」








「へー…。もしかして、ちひろちゃんとのメール??」








建斗は俺の耳に口を近づけて言った。






「あぁ。」






「どうだったんだよ、そのメール!!」