「おい!!降りるぞー!!!寝てる奴は、起こせ!!!」




先生の声によって、みんな一斉に新幹線を降りた。






ちひろがまだ寝ていたので、起こそうとしたが、早乙女から「あたしが起こしておくから!」と言われたので、俺は建斗と先に新幹線を降りた。







「んー!!!!」






俺は大きく背伸びをした。






「やっと着いたなー!!」





「だな!」






辺りを見回すと、新幹線からちひろと早乙女が降りてくるのが見えた。






ちひろは、いかにも寝起きって感じの顔をしていたから、おかしかった。





「何、笑ってんだよ。」