「おーい!!!蓮ー!!!!おーきろー!!!」 俺は、建斗の大きな声によって目が覚めた。 目を開けると、横には気持ちよさそうに寝ているちひろがいた。 あ、こいつ寝たんだ…。 「ったく、やっと目覚ましたよ!!!」 建斗は呆れたように言った。 「気持ちよさそうに寝てたとこ、邪魔すんなよ。」 「もうすぐで着くんだよ!!」 建斗は軽く俺の頭を叩いた。