チラッと宏樹を見ると
宏樹は湯船にしっかり
つかって俺をガン見していた
『なんだよ…』
宏「いや…お前太ったな」
グサッ
気にしてる事をストレート
にザックリ言いやがって
『今時細マッチョは流行ら
ないからなっ!』
俺は嫌味たらしく吐き捨てる
宏「へぇ、だから壱はデブに
目覚めたのか!なるほど」
『ちげぇよ!大体俺はまだ
デブじゃねぇし!勝手に
納得してんじゃねぇー』
宏「はいはい」
こうやってアッサリ返す
宏樹は大人なのか馬鹿に
してるのかわからない。
そしてうざい程にかっこいい
濡れた髪をかきあげる姿は
男の俺でも一瞬目を奪われる
何か自信無くなってきたな
…待て!弱音を吐くな!
外見より中身だ。
あれ?中身はもっと宏樹が
上だよな?
勝てるところ…
ない。

