知「椎名知衣って言います」
『知ってるよ。
てか敬語いらないから』
知「あっはい、」
『ぷっまた敬語』
知「あっわかった!
お兄さん名前は?」
お兄さんって(笑)
『新井壱』
知「壱君かあ…」
間近で見る知衣ちゃんは
やっぱり可愛くて
二人きりの空間が
何か不思議に感じて
動揺を隠すのに精一杯だった
知衣ちゃんは缶ジュース
を一気に飲み干すと
立ち上がり
知「もう行くね!」
『ああ』
知「あっ壱君にこれあげる」
そう言ってポケットの中から
何かを取り出すと俺の掌に
おき走り去ってしまった。
俺は掌を見ると
1つの飴玉が置かれていて
こんな物で喜ぶ年じゃない
けど素直に嬉しかった。
無意識にニヤニヤしていた
事には気付かなかったけど

