まさか…好きになったり
ないよな?うん!ないない
女の子を好きにならないし
「よしっ!服着替えよ」
知衣ちゃんは袋から
Tシャツを取り出した。
「ばんざーい」
その声で男の子は両手を上げ
知衣ちゃんは服を脱がし
新しい服を着せる。
わざわざ買うかよ…?普通
「ねぇアイス買ってあげる」
知衣ちゃんがそう言うと
男の子の目はキラキラ輝く
「本当に!?」
「うん!さっ行こう」
男の子は知衣ちゃんの
手を掴むとアイス屋に入る
知衣ちゃんはどうやら
お人好しらしい。
知衣ちゃんと男の子は
アイス屋から出てくると
男の子は嬉しそうに
アイスを食べる。
「今度は転けちゃ駄目だよ?」
と知衣ちゃんは男の子を
ベンチに座らせる。
「健斗?」
「あっママ」
どうやら男の子のママが
登場した。遅いだろうが
男の子のママは訳を聞いて
知衣ちゃんに頭を下げる
知衣ちゃんはいえいえと
何故か知衣ちゃんが頭を下げ
男の子はお姉ちゃんありがと
うとママと手を繋ぎ去っていく
知衣ちゃんはその後ろ姿を
見送り自分の鞄を持ち
歩き出した。
宏「俺…送ってくる…」
『えっ!?』
宏「知衣ちゃん送ってくる」
そう言うと知衣ちゃんの方に
走り出した。
勇「あちゃあ先越された」
翼「宏樹があんな風になるの
初めて見たよー」
『俺も。』

