天下一のチャラ男が一途に?





俺達は席から離れ
店を出る。


誰かが何を言うわけじゃ
ないけど4人はファミレス
の前のベンチに座る。


翼「あっ!アイス屋さん
やってるじゃん!」

『本当だな!食いてー』


そのアイス屋さんは
まじ絶品なんだけど
やってる日はほとんどない

店主が気まぐれなのかは
知らないけど…。


店の前にはOPENの看板。


翼「食べる?」


『いやすっげぇ腹いっぱい』


さすがにオムライス、パフェ
を食べた後だし育ち盛りの男
と言ってもきつい。


翼「えー!勇太と宏樹は?」

宏「いやもう勘弁」

勇「同感」

翼「えー!じゃあ俺も…」

宏「何でだよ!食べろよ」

翼「嫌だ!男が一人でアイス
食べるなんて恥ずかし」


ふっ変な奴。

アイス食べたっていいだろ




「やったあ!アイス!」


その無邪気な声のする方を
見ると小さい男の子が
片手にアイスを持ち
幸せそうな満面の笑顔で
アイスを見る。


その姿を見ると虚しくなる

俺があの年の頃は
あの男の子のように俺も
あんな笑顔を出せたのだろう

でもなんだ。今は
女の前では偽りの笑顔を見せ
いつから純粋な綺麗な
笑顔で笑えないんだろう

小さい頃は飴玉1つで
幸せを感じていた。

こんな俺でも。


小さな事に幸せを感じなく
なった俺。

自分自身を可哀想な
目で見てしまう。