そのあと、二人で家に帰り
ここはリビング


「っ!!い、痛い!」

「あ、ちょっ、瑠璃!動かないで!」

「優しくしてよ!」

「少しは我慢してよー…」


別にやましい事をしてるわけじゃない


「痛いの嫌いなの!」

「消毒くらいで泣かないでよー…」


大樹が私の頬の手当てをしている
ただそれだけ…

たかが消毒
されど消毒

痛いの嫌いな私は涙目だった